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法務局の地図データ 無料公開へ(メモ)

今まで法務局600円、もしくはインターネットで362円かかっていた地図データが無償公開になるため、メモとして記録しておきます。

目次

記事メモ

読売新聞オンライン
法務局の地図データをネットで無料公開へ…不動産取引で使用、これまでは有償 【読売新聞】 斎藤法相は20日の記者会見で、全国の法務局にある地図データを23日からネット上で無料公開すると発表した。国や自治体が調査した正確なデータの一般利用...

斎藤法相は20日の記者会見で、全国の法務局にある地図データを23日からネット上で無料公開すると発表した。国や自治体が調査した正確なデータの一般利用を促進し、民間事業者のコスト削減やスマート農業への利用などにつなげたい考えだ。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6451247
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法務省:地図データのG空間情報センターを介した一般公開について G空間情報センターを介して一般公開している地図データを公開します

 これまで、法務局が有する地図データは、地図証明書・図面証明書として法務局で写しの交付を受ける方法や、インターネットでPDFデータの閲覧をする方法(登記情報提供サービス)で、情報の提供を行ってきました(※3)。

 今回新たに、加工可能なデータをG空間情報センターに公開することで、生活関連・公共サービス関連情報との連携や、都市計画・まちづくり、災害対応などの様々な分野で、地図データがオープンデータとして広く利用され、新たな経済効果や社会生活への好影響をもたらすことが期待されます。

https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00494.html

G空間情報センター

で、どこで使えるの?

登記所備付地図ダウンロード特設サイトが別途オープンのようなので、変更があれば記事を更新していこうと思います。

2023.1.23 14:30追記

ダウンロード特設サイト

14:30時点、にかほ市の地図データはありますが、由利本荘市のはまだないようです。

公開になるといいね…

2023.6.28 11:10追記

久しぶりに見たら由利本荘市の地図情報が公開されていました

まずは利用者登録を行い、ログイン後に、トップページの「すべてのデータを見る」→画面左カラム下側のタグ→地図情報/登記所備付地図→(任意の県名)→右カラムの指定市町村名、の順でデータセットがダウンロードできました

ダウンロードできるファイルは登記所備付地図XMLデータと、変換済みデータの2種類です。

登記所備付地図XMLデータはシェープファイルに変換しないと閲覧できません。FAQをよく読んで、使いやすそうな変換ソフトをダウンロードして、手順に従って変換します。

◆私は以下の手順で使ってみました

  • 地図情報→秋田県→由利本荘市(秋田地方法務局本荘支局)登記所備付地図データ、の順でzipをダウンロード
  • 解凍後、大量のzipが出てくるので一覧のcsvから該当地のファイルを探して解凍
  • FAQからいける変換サイトのビューワーにxmlを放り込む※株式会社ジオロニア(登記所備付地図データ用 XML Viewer)
  • 地図の上に座標のあるデータが表示される

使用した感想としては、これでざっくり場所を調べて、地図と突き合わせて位置を絞って探すといいなと思いました。山林探すときによさげです。
街中で場所の特定が容易な場合・すでに場所がわかっている場合は手間がかかると思います。

……難しいよー。データ重いし開かないし手順わからないし見方わからないし……

それなら登記情報提供サービスで1筆362円払って加工済み公図データもらってきた方がいいっすよ。手間代と思えばものすごく安いっすよ。
安価・タダは労賃かかるんで、面倒ならアウトソーシングするしかないですよ。

今ここ何番地?  2023.10.13追記

法務省地図の公共座標の公図を簡単に見ることができるサイトについて、作成者さんからご連絡がありましたので掲載させていただきます。

無料版でも山の中の地番を探せるようになっております。
元々の地図データがない部分はまだですが、法務省地図の公開がある部分についてはかなり簡単に地番が探せます。

「うちの山、どこにあるのかわからない」という方は、手間はかかりますがひとつづつ地番をクリックしていくと山の所在地が探せると思います

素晴らしいサイトのご紹介ありがとうございました!

(以上追記終了)

で、何?

今まで、公図を取って調べてみたけれど依頼がなかった際はガチャ回してはずれが出たと思うようにしていたのですが、無料で閲覧できるので気楽に調査できる部分が大きくなりました。

契約書や銀行審査の際にはこれまで通り、法務局発行の公図が必要なのは変わらないだろうなとは思っております。ですが「資産価値が低いのでお金をかけて調べるのもはばかられる土地」=山林や原野などがなんとか把握できるようになるのはとても良いことだと思います。

や、あくまで地図データなので山林部分はあまり期待していないですけれど!それでも国調ある部分は山林も探せるようになるんじゃないかなーと!出来ることが増えるんじゃないかなーと!

そもそもの『地図』がないと出てこないものね…

そんなわけで、地図データは本日2023.1.23正午からオープンのようです。

※忘れそうなので自分用にメモを残しておきます

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この記事を書いた人

サンタクマ代表取締役(H30.11.1より)。web担当。宅建士。
相談しやすい『敷居の低い』不動産屋を目指しています♪気になる事・不明点があれば気軽にお尋ねください。
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