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基準地価-由利本荘・にかほエリア令和7年度(2025)

2025年7月1日現在の基準地価が9/16日に発表されました。

遅くなりましたが今年度分のデータ公開です

西目は!今年も踏みとどまっております!!!負けないぞ!(歓喜)

新道下(若松町)→、海士剝御月森↓、井岡↓です。
海士剝は住んでみて「このまま滅びるところではない」という確証を得たので力を入れていきたい地域ではあります。

海士剝は需要に反して「売ってもいい土地」が少ないなあとは思いました。めちゃでかいとか古家があるとか土地の傾斜とか、ひと加工すれば売れそうだけど素人には難しい、というとこが多いです。かといって巨大資本が手をかけるほどは地価が高くない=うまみが薄いので循環サイクルが働いていないというか。
本荘方面に抜けるならむちゃくちゃ便利な地域ですよ、あそこ。
あとめちゃ面白い地域です。

目次

基準地価とは?

土地の取引価格を決める際の指標になるもののひとつに 基準地価 があります。

国土利用計画法に基づき、各都道府県が毎年7月1日現在の基準地の1㎡あたりの地価を調査国土交通省がまとめて9月中旬に発表する地価のことで、秋田県では例年9月20日前後に発表されています。

この地域ならこの値段で売れるという価格でしょうか?

物件の売買にはいろいろな要素が絡むので、あくまで「目安」です。

とはいえ、指標価格なので価格を決めるときの参考になります。

基準地価はあくまで指標なので、高くなることも安くなることもあります。
実際の売価は土地の大きさや前面道路の太さ、色々な状況が複雑に絡み合って決まります。
また、公示価格や課税標準価格も、あくまで土地の価格を決める指標にすぎません。

同じ町内でも人気のあるエリアとないエリアで違いますし、前面道路の幅や角地か否かでかなり値段は変わってきます。
また、近年の傾向として、土地1枚にかけられる金額の上限を決めているお客様が多く、そのため、大きい土地は坪単価が安くなる傾向にあります。

私たち不動産屋も、実際に物件を見てみなければ確実な査定は出来ないものもあります。
「相場はこのくらいなんだな」という判断材料の一つとして捉えていただければ幸いです。

不動産情報ライブラリについて

基準地価を調べるには不動産情報ライブラリがあります。国土交通省が運営しているwebサイトです。

不動産情報ライブラリのトップページから、2段目「地価の情報をご覧になりたい方へ」1項め「データの検索」から検索ページに飛びます。

地価公示が1月の公表、9月の基準地価は「地価調査」の項目です。調べたい項目にチェックを入れ、地域を指定して検索します。

スマホからだと調べにくかったので、PCから調べる方が良さげです。

以下に市内の各基準点の項目をまとめてみました。
また、前年価格を併記し、前年比と坪単価の計算もまとめてあります。

令和7年(2025年)基準地価

それでは今年度の平米単価、坪単価です。

由利本荘市基準地価(住宅地)-令和7年(2025年)

基準地平米地価(円)前年価格(円)前年比(%)坪単価(円)
桜小路42-533,00032,7000.92108,900
大鍬町34-1531,50030,8002.27103,950
一番堰252-430,70030,1001.99101,310
石脇字田尻野36-9923,50023,3000.8677,550
川口字八幡前19-1525,80025,8000.0085,140
中田代字板井沢243-12,9803,020▲1.329,834
矢島町川辺字道端25-2外3,1003,150▲1.5910,230
矢島町城内字水上81-16,2006,300▲1.5920,460
岩谷町字十二柳113-77,6607,750▲1.1625,278
岩城内道川字内道川386,0706,150▲1.3020,031
岩城亀田亀田町字新町196,3706,450▲1.2421,021
岩城二古字横砂子58-1077,8507,910▲0.7625,905
前郷字古堀122外5,8505,950▲1.6819,305
川西字奉行免1433,3203,380▲1.7810,956
西目町沼田字新道下2-21212,20012,2000.0040,260
岩谷町字松山889,8009,900▲1.0132,340
西目町海士剝字御月森1-86,4506,550▲1.5321,285
西目町西目字井岡213-14,1404,200▲1.4313,662
鳥海町上笹子字町43,6503,750▲2.6712,045
鳥海町伏見字久保12-25,1505,300▲2.8316,995
東由利老方字西ノ浜213,8503,950▲2.5312,705
東由利宿字宮ノ下17-53,3403,420▲2.3412,045
※変動率= (当年の基準地価-前年の基準地価) ÷前年の基準地価×100
※坪単価=(㎡あたり地価)×3.3

出典:不動産情報ライブラリ
※この一覧表のデータは出典サイトの「由利本荘市」令和6年・7年の「基準地 地番」と「価格(円/㎡)」を取得したものです。

由利本荘市基準地価(商業地)-令和7年(2025年)

基準地平米地価(円)前年価格(円)前年比(%)坪単価(円)
大門50番32,50032,0001.56107,250
水林320番1外27,90027,7000.7292,070
川口字八幡前248番326,20026,2000.0086,460
岩谷町字日渡228番19,3509,450▲1.0630,855
岩城内道川字井戸ノ沢85番88,5508,660▲1.2728,215
石脇字田尻野30番2028,50028,2001.0694,050
※変動率= (当年の基準地価-前年の基準地価) ÷前年の基準地価×100
※坪単価=(㎡あたり地価)×3.3

出典:不動産情報ライブラリ
※この一覧表のデータは出典サイトの「由利本荘市」令和6年・7年の「基準地 地番」と「価格(円/㎡)」を取得したものです。

にかほ市基準地価(住宅地)-令和7年(2025年)

基準地平米地価(円)前年価格(円)前年比(%)坪単価(円)
平沢字家ノ後48番713,80013,8000.0045,540
平沢字石橋6番719,50019,1001.0464,350
平沢字前谷地97番912,20012,400▲0.8140,260
金浦字南金浦39番19,7509,950▲1.0232,175
金浦字十二林160番2511,50011,5000.0037,950
象潟町字一丁目塩越216番312,40012,800▲1.5940,920
象潟町字鳥の海2番4010,70010,900▲0.9335,310
※変動率= (当年の基準地価-前年の基準地価) ÷前年の基準地価×100
※坪単価=(㎡あたり地価)×3.3

出典:不動産情報ライブラリ
※この一覧表のデータは出典サイトの「にかほ市」令和6年・7年の「基準地 地番」と「価格(円/㎡)」を取得したものです。

にかほ市基準地価(商業地・工業地)-令和7年(2025年)

基準地平米地価(円)前年価格(円)前年比(%)坪単価(円)
金浦字十二林192番4他14812,60012,900▲1.5641,580
平沢字坪貝49番4他13,20013,600▲1.4943,560
平沢字井戸尻80他4,3304,2001.8814,289
※変動率= (当年の基準地価-前年の基準地価) ÷前年の基準地価×100
※坪単価=(㎡あたり地価)×3.3

出典:不動産情報ライブラリ
※この一覧表のデータは出典サイトの「にかほ市」令和6年・7年の「基準地 地番」と「価格(円/㎡)」を取得したものです。

参考:過去の公示価格・基準地価

過去基準地価 (3年分)

過去公示地価 (3年分)

まとめ:由利本荘市の不動産価格のこれから

2026年新年現在の感触にはなりますが現況のまとめです。

地価データから見る傾向

概ね例年通りです

極まってきましたわね

中心部の地価は徐々に回復・上昇傾向にありますが、旧郡部の土地は一定の率で下がり続けています。

由利本荘市では旧郡部の総合支所が閉じるなど、市の機能が旧本荘市に集約される流れがはっきりと見えてきました。合併から20年が経過し、合併時の「支所を残す」という約束も時効を迎えてきたのかなと感じています。

そのため、この流れは今後、一層加速して続くことが予想されます。

不動産屋の感じる最近の状況

厳しい、いろいろな意味で厳しい

猛暑のせいか、景気のせいか、物価上昇のせいか、はたまた今年の漢字「熊」のせいか。
今年度は動きがとても弱かったです。

土地の問い合わせ自体は多いものの、全然決まらない状況が春から続いていました。9月末になってちらほら決まり始め、10~12月にわっと申し込みがあった、という感じではあります。

住宅を建てたい人がここ数年で家を建てた友達の家を見て値段を聞いて、同じメーカーで同規模の住宅の見積もりを取ると、今年は2~3割高くなっていると思われます。一個一個の部材の値上げは大したことがないのですが、まとまると「ウッ」と呻くくらいにはなります。

そのギャップを乗り越えないことには厳しいのですが、ここから住宅価格が下がることはないので住宅を建てる人は気合を入れて決断するしかないのだろうなあとは思っております。消費税上がった時と気配が似ているので、「仕方ない」「そんなものだ」と価格上昇を受け入れる人が増えると需要が戻ってくるかなとは思います。

ある人はあるので、いいハウスメーカーでちょっとお高めの土地(立地が良い)の場合はすんなり決まります。
ローコストHMで条件の良くない土地ほど七転八倒している気配があります。

ただ、子供の出生数がそうとうに厳しいので郡部の需要がすぼみきったところで市中心部の需要もすぼみ始めるのではないかと思います。市中心部への需要は今はありますが、いつまで需要が続くかは冷静に注視する必要があります。

中古建物は、実需変わらず有、仮需めちゃ弱の気配です。
特にクマが出るようになってから本当に厳しいです。

実需というのは「実際の需要」=普通に家族や単身世帯が住むための需要のことです。これは正直変わらずあります。

昭和終わりころの、「当時気合を入れて作った」「管理状態の良い」「ある程度リフォーム済みの」住宅は売れます。新築価格が高騰しているため、そういった良質の住宅を500~1000万程度で入手し、リフォームを1000万くらいかけてきれいにすると、新築の半分くらいで家を入手できます。

そのため、「状態の良い中~高価格帯の中古住宅」は比較的動きがよいです。それでも立地と価格によります…

昔気合を入れて作っていても管理状態の悪い家はダメです

昔気合を入れて作った家ほど、「大きい」「めちゃこだわりのある(一般的でない)間取り」「庭石がめちゃたくさん」など、クセがあります。クセをクセのまま愛していただければどうにかなるのですが、クセ取りをして矯正しようとすると思った以上に費用がかかるのが「昔気合を入れて作った」家です。

そういった家がカビていたり、瓦が落ちていたりすると厳しいものがあります。

古くても大事に管理されている家、水回りが生きている家は(安ければ)実需需要があります!

水回りが生きている200万以下の住宅は案外需要があって、半年から2年くらいで買い手が付きます。持ち主さんが結構こまめに掃除していたり、買主さんに渡す前に磨いてくれたりするような、大事にされている家は買い手が付きます。

低価格帯実需の買主さんには資金力がないことが多く、大規模な修繕が必要な場合は難しいのですが、それでも諦めて放置してしまう前に不動産屋に相談していただければなあと思います。

クマアイコンが言うので説得力ないかもですが、クマが出てくるようになって移住系の問い合わせが止みました。
なんとか1月に入って需要は少し回復してきましたが、冬になっても出てくるクマがいるなど、来年度以降へ向けての不安材料もあります。

やっぱりワイドショーで朝から晩まで「熊被害!」ってやられるとキツいものがあります。

「熊出ません!」とは言えませんが、由利本荘・にかほエリアの熊はやばい人身事故を起こしていないので、よっぽど山奥のポツンと一軒家系の物件以外はそこまで心配しなくてもいいとは思います。

ただ、春以降の熊の動きによっては今年もリゾート系や民泊系は厳しいかもしれません。

クマでビジネスできればいいんだけどね…

由利本荘市の不動産を買うならいつ頃?

もはや猶予なし!新築希望者は急げ!

日銀は金利を上げる、住宅ローンの金利は変動も固定も増える、物価は高くなる、人間は少なくなり人件費が高くなる、インフレ基調は続く、ということで新築する場合は待ってもいいことは特にありません。年度変わるギリギリであれば新年度の補助金当て込んでもいいかもしれませんが言う程お得にはならないので新築する人は早めに土地探して建てましょう。

中古住宅は「これだ!」と思ったときが買い時です

中古住宅はいいものが出てきた時が買い時です。最近皆さん予算が少ないこともあり、状態が良くて安いものはものすごく早く買い手が付きます。「いいのでは??」と思ったら即内見、本当にいいものであれば買付入れて買ったほうがいいです。

逆にピンとこない場合は見送るのもありです。秋田の不動産はどんどん売りに出るので焦って妥協しなくてもいいですが、次に出てくるものが最良だとは限らないのでやはりいろいろな物件を見て選球眼を磨くしかないとは思います。

由利本荘市の不動産を売るならいつ頃?

周辺部は正直厳しいです。
売れるようなものなら早く売った方がいいです

下手に最初に妥当~高額の値付けをして在庫にするよりは最初から安価な値付けをしたほうが処分できるな、というのが最近の動きです。後から値引き起こしても反応がよろしくないです。

空き家を持っている・空き家になりそうな家がある場合は情報収集からでもいいので早めに動くのをお勧めします。

最近は安価な価格で売り出していると「引き取り料を払ってくれるならこの物件を引き取ってあげます」という方がやってくるようになりました。

地域に血縁がいないのであれば引き取り業者に物件を渡してしまうのも手ではありますが、地域に血縁がいるなどの場合は県外の業者を利用する際はよく調査してから依頼することをお勧めします。

市内中心部ならホールドでもいいかも、でも解体はお早めに。

旧本荘市中心部に関しては暢気に構えてていいんじゃないですかね……。旧市内でも端の方は焦ったほうがいいです。

人口減少により旧郡部から旧本荘市に出てくる人はますます増える見込みなので、しばらく需要はあると思います。需要があり、実際に住める土地が少ない場合は土地の値段はじんわり上がっていきます。「高すぎて買えない」はありますが、道路状態が良いのであれば持ってていいと思います。

ただ、解体に関しては人件費燃料費機材費が上がるので安くなる見込みはありません

由利本荘市はめちゃ地価が高い地域ではなく、昔の家は馬鹿でかいことが多いです。解体後に建物分と土地分の上昇分の固定資産税を相殺すると、支払固定資産税の桁が変わるなんてことはまずないので(100円が1000円になるくらいはありそうですが10万が100万になることはない)、資金があれば先に解体しておくのをお勧めします。解体費は数年で2割上がることも稀ではありません。

おわりに

いよいよ極まってきた感があります

2024年の秋田県全体の確定出生数が3282人。少子化・人口減少の動きは止まらず、秋田は難儀な状況が続いています。

秋田を離れる方も多く、空き家の数も増え、更地も増え、色々と危機感があります。

が、裏を返せば安価に不動産をゲットするチャンスでもあります!

今年度からにかほエリアを本腰入れて開拓しているのですが、特に象潟エリアは平成築の物件が案外安く出てくる・酒田や高速の乗り口も近く、遊びに行きやすい・海鮮が旨い・雪が少ない!と思ったより住みやすいいいところです。

都会からすると意外な値段で戸建てが手に入り、固定資産税も年間で一桁万円のところが多く、派手な暮らしは出来ないけれど穏やかで住みやすい良いところが秋田下の方の由利本荘・にかほエリアです。

私も含めて秋田県民はすぐに絶望してダメな話をすることが多いのですが、ダメを強みに変えて秋田の良いところを押し出して売っていければと思います。

ただ、無策ではすぐに行き詰まるのは目に見えているため、売主は①現在の動向をしっかりと把握し、②自分の物件の強みと弱みをしっかりと把握し、改善できるところは改善し、③買主に訴求する形で売り出す、こういったことが大事になります。

買主さんはどうせ買えないと諦めず、自分の予算とよく相談して、無理のない範囲で手を伸ばしてください。売主さんが応えてくれる案件は多々あります。交渉してください!

弊社は、物件を手放したい売主さんと物件が欲しい買主さんの間に立って、秋田の下の方のエリアの人口維持にちょっとでも貢献していければ幸いです。

お読みいただきありがとうございました!頑張ってやっていきましょう!

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この記事を書いた人

サンタクマ代表取締役(H30.11.1より)。web担当。宅建士。
相談しやすい『敷居の低い』不動産屋を目指しています♪気になる事・不明点があれば気軽にお尋ねください。
由利本荘市ならではの不動産事情もお伝えできるよう、頑張っていきます!

■株式会社サンタクマ■〒018-0604 秋田県由利本荘市西目町沼田字新道下2-393(仮事務所〒018-0601由利本荘市西目町海士剝字海士剝下52-56)■TEL:0184-33-2181■FAX:0184-33-2223■免許番号:秋田県知事(6)第1798号■公益社団法人 秋田県宅地建物取引業協会(本荘由利地区)■公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会

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