基準地価-由利本荘・にかほエリア令和2年度(2020)

2020年7月1日現在の基準地価が9/29日に発表されました。
この記事では令和2年の由利本荘・にかほエリアの基準地価をご紹介いたします。

基準地価とは?

土地の取引価格を決める際の指標になるもののひとつに 基準地価 があります。

国土利用計画法に基づき、各都道府県が毎年7月1日現在の基準地の1㎡あたりの地価を調査国土交通省がまとめて9月中旬に発表する地価のことで、秋田県では例年9月20日前後に発表されています。

この地域ならこの値段で売れるという価格でしょうか?

実際は細かい条件があるので「絶対この価格でいける」とは言えないです…

とはいえ、指標価格なので価格を決めるときの参考になります。

基準地価はあくまで指標なので、高くなることも安くなることもあります。
実際の売価は土地の大きさや前面道路の太さ、色々な状況が複雑に絡み合って決まります。
また、公示価格や課税標準価格も、あくまで土地の価格を決める指標にすぎません。

同じ町内でも人気のあるエリアとないエリアで違いますし、前面道路の幅や角地か否かでかなり値段は変わってきます。
また、近年の傾向として、土地1枚にかけられる金額の上限を決めているお客様が多く、そのため、大きい土地は坪単価が安くなる傾向にあります。
土地を2区画に分けることができれば別なのですが、間口の問題で分けるのが難しい場合は、「二倍の大きさだから二倍の値段で売れる」ことはまれです。

私たち不動産屋も、実際に物件を見てみなければ確実な査定は出来ないものもあります。
「相場はこのくらいなんだな」という判断材料の一つとして捉えていただければ幸いです。
実際の査定は不動産屋にお任せください。

参考記事

土地総合情報システムについて

基準地価を調べるにはこんなサイトがあります。

土地総合情報システム:画面キャプチャ

不動産の取引価格、地価公示価格・都道府県地価調査の基準地価を検索できる国交省のwebサイトです。

過去数年分の情報が検索できます。
公示価格・基準地価のほか、地域の土地が、現実にどれくらいの価格で取引されたかの調査が出来ます。

以下に市内の各基準点の項目をまとめてみました。
また、前年価格を併記し、前年比と坪単価の計算もまとめてあります。

令和2年(2020年)基準地価

由利本荘市基準地価(住宅地)-令和2年(2020年)

基準地平米地価(円)前年価格(円)前年比(%)坪単価(円)
桜小路42-530,90030,6000.98101,970
大鍬町34-1529,20028,9001.0496.360
一番堰252-428,30028,0001.0793,390
石脇字田尻野36-9923,40023,600▲0.8577,220
川口字八幡前19-1526,00026,200▲0.7685,800
中田代字板井沢243-13,3003,400▲2.9410,890
矢島町川辺字道端25-2外3,4203,530▲3.1211,286
矢島町城内字水上81-16,8407,050▲2.9822,572
岩谷町字十二柳113-78,4508,700▲2.8727,885
岩城内道川字内道川386,8007,000▲2.8622,440
岩城亀田亀田町字新町196,9007,100▲2.8222,770
岩城二古字横砂子58-1078,3008,400▲1.1927,390
前郷字古堀122外6,4606,650▲2.8621,318
川西字奉行免1433,6903,810▲3.1512,177
西目町沼田字新道下2-21212,20012,300▲0.8140,260
岩谷町字松山8810,60010,800▲1.8534,980
西目町海士剝字御月森1-87,0007,200▲2.7823,100
西目町西目字田仲5-5,000--
西目町西目字井岡213-14,500--14,850
鳥海町上笹子字町44,1804,320▲3.2413,794
鳥海町伏見字久保12-25,9006,100▲3.2819,470
東由利老方字西ノ浜214,3504,500▲3.3314,355
東由利宿字宮ノ下17-53,7503,900▲3.8512,375
※変動率= (当年の基準地価-前年の基準地価) ÷前年の基準地価×100
※坪単価=(㎡あたり地価)×3.3

出典:土地総合情報システム
※この一覧表のデータは出典サイトの「由利本荘市」令和1年・2年の「基準地」と「㎡あたり地価」を取得したものです。

由利本荘市基準地価(商業地)-令和2年(2020年)

基準地平米地価(円)前年価格(円)前年比(%)坪単価(円)
大門50番30,70030,7000.00101,310
水林320番1外27,70027,900▲0.7291,410
川口字八幡前248番326,40026,900▲1.8687,120
岩谷町字日渡228番110,30010,600▲2.8333,990
岩城内道川字井戸ノ沢85番89,5009,800▲3.0631,350
石脇字田尻野30番2028,00028,300▲1.0692,400
※変動率= (当年の基準地価-前年の基準地価) ÷前年の基準地価×100
※坪単価=(㎡あたり地価)×3.3

にかほ市基準地価(住宅地)-令和2年(2020年)

基準地平米地価(円)前年価格(円)前年比(%)坪単価(円)
平沢字家ノ後48番714,60014,900▲2.0148,180
平沢字石橋6番719,30019,500▲1.0363,690
平沢字前谷地97番913,10013,400▲2.2443,230
金浦字南金浦39番110,50010,700▲1.8734,650
金浦字十二林160番2511,60011,800▲1.6938,280
象潟町字一丁目塩越216番313,50013,800▲2.1744,550
象潟町字鳥の海2番4011,00011,200▲1.7936,300
※変動率= (当年の基準地価-前年の基準地価) ÷前年の基準地価×100
※坪単価=(㎡あたり地価)×3.3

出典:土地総合情報システム
※この一覧表のデータは出典サイトの「にかほ市」より平成31年・令和1年の「基準地」と「㎡あたり地価」を取得したものです。

にかほ市基準地価(商業地・工業地)-令和2年(2020年)

基準地平米地価(円)前年価格(円)前年比(%)坪単価(円)
金浦字十二林192番4他14813,60013,900▲2.1644,880
平沢字坪貝49番4他14,50014,900▲2.6847,850
平沢字井戸尻80他4,1004,1000.0013,530
※変動率= (当年の基準地価-前年の基準地価) ÷前年の基準地価×100
※坪単価=(㎡あたり地価)×3.3

出典:土地総合情報システム
※この一覧表のデータは出典サイトの「にかほ市」より平成31年・令和1年の「基準地」と「㎡あたり地価」を取得したものです。

参考:過去の公示価格・基準地価

過去基準地価 (3年分)

過去公示価格 (3年分)

まとめ:由利本荘市の不動産価格のこれから

地価、思ったより下がりませんでしたね!

コロナの影響がもっと出るかと思ってました

周辺部の地価が下がっていくのは(悲しいけれど)例年通りですし、旧本荘市の中心が去年と同じように微増しているところを見ると、
由利本荘市はコロナの影響はほとんどなかった」といってもいいかもしれませんね。

正直、消費税が上がった時はひどい目にあいましたが、今年度はその反動か、比較的好調に土地が動いているのを感じます。

さきがけの記事では、秋田市の住宅街の地価は上がったようです。由利本荘市でも、旧本荘市の中心部は去年と同じように微増しています。

由利本荘市・にかほ市は電子部品の工場が多く、逆に観光に特化した地域はあまりありません。そのため、多くの地域では今回のコロナの影響をあまり受けていないものと考えられます。

とはいえ、相変わらず周辺部の地価は下がっています。また、都市部の不況の影響がずっと遅れて波及してくることもあるので、悪くはないけれど良いとも言えない状況です。

テレワークがもっと普及して地方に移住してくる人が増えれば良いのですが、
こればっかりは「そうなるといいなあ」としか言えません。

地価データから見る傾向

市や県の中心部の地価は上昇する傾向にあり周辺部の地価は下落していく傾向にあると考えています。
(この傾向はここ10年変わりありませんが、周辺部の地価がとても下がっているため、100円200円の評価の低下が大きな下落率として計算されています。)

由利本荘市・にかほ市は観光に特化した町ではないため、コロナの影響は受けにくいと考えています。
また、鳥海ダム工事がいよいよ始まることもあり、建設業関連が堅調に動いています。

ただ、人口・労働人口・若年人口、いずれも減少傾向にあります。
こどもの通学に不便なため、周辺部の需要は年々落ちていくものと考えています。

じわじわと不調に転じる・じわじわと好調に転じる等、日本全体の情勢に合わせてゆっくりと変化が起こることはあるかもしれませんが、数年で急激な変化が起こることはないと考えています。

由利本荘市の不動産を買うならいつ頃?

家を建てようと考えている人の選定期間は長くても3年ほどだと思うのですが、
その間に土地代金が半額になったり2倍になったりという極端な変化はないはずなので、
いつ買ってもいいのではないでしょうか。

建設資材が年々高くなっているので、家を建てるなら利息が安い今のうちの方がいいのでは、とは思います。

消費税が上がった昨年の今頃は、住宅への需要が下がり気味でしたが、その反動か、今年はかなり不動産が動いているのを感じます

物件が売れて数週間経ってから「あの物件はもうないんですか?」という問い合わせを受けることが数件ありました。

あなたが「気になる物件」は、他の人にとっても「気になる物件」であることが多いです。
同じ日の午前と午後に、同じ物件に問い合わせを受けて、申込みの早い者勝ちで決めたこともあります。

住宅ローンの金利も安いので、真剣に検討してみるのもいいかもしれませんね。

由利本荘市の不動産を売るならいつ頃?

「いずれ手放そう」と思っているのであれば、早い方が良いです。

「建設資材の高騰」と書きましたが、解体費も年々上がっています

瓦屋根であれば、通常の解体費のほか、瓦の撤去だけで+100万円を見ておいた方が良いでしょう。
また、昭和中期の住宅の外構に多い「ブロック塀」「庭石」この撤去にかなり費用が掛かります。

解体費は高くなることがあっても安くなることはないので、傷みが激しい住宅は早めに解体する方が良いと思います。

土地の値段も、ゆっくりと下げていくことがあっても、極端に高騰することはないとみているので、
管理する方がいない場合は、買い手がいるうちに売却するのがおすすめです。

逆に、管理してくれる人がいるのであれば、子世代・孫世代のためにずっと土地を持っていても構わないと思います。

おわりに

2020年の基準地価についての記事でしたが、いかがでしたでしょうか。

由利本荘市は比較的安定した状態ではありますが、コロナの情勢も落ち着かないし、正直「ものすごく景気がいい状態」ではないです。
また、建設資材や解体費の値上がりがすごいので、家を建てたり解体するなら早い方が良いのだろうなと考えています。

売りたいけれど何をしたらいいのかわからない、という方は是非ご相談ください。

相続した家のことで悩んでいる、というご相談も歓迎です

売却する場合も、そのまま持っている場合も、いずれにせよ、家屋の中のものの掃除が必要になるときは来ます。

現在、親戚の屋敷の掃除をしております。
遺された荷物について、実感を持ってご相談に乗れますので、よかったらお声掛けください。
(一通り終わったら記事にしようと思ってます)

色々と大変な時ではありますが、頑張って乗り越えていきましょう。

それでは、お読みいただきありがとうございました!

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