猛暑水害クマ出没といろいろあった2023年も終わり、と思ったら新年から大地震でしたね
災害が多いので最近はハザードマップの重要性が見直されています。
西目は案外標高が高くて海岸線以外はほとんどハザードマップにかからないけど、やっぱり川沿いとか海の近くは注意した方が良いものね
重説時に「万一の時にはここまでは逃げてください」と避難場所を提示して説明させていただいてはいるものの、それはそうと家が水につかると後々大変ですからね。
ところで、ハザードマップってどこに行けば見られるの?
そんなわけで、この記事では由利本荘市・にかほ市のハザードマップの説明とリンクの記事です!
情報は2024年1月現在のものなので、不動産を購入する際は最新版をチェックしてみてくださいね。
由利本荘市
由利本荘市では紙媒体「我が家の防災マニュアル」を2019年に全戸配布しています。今回リンクをつけたページも、多くは「防災マニュアル」掲載の図面です。
基本的には由利本荘市WEBハザードマップを押さえておけば大丈夫です。
※海沿い・溜池のそばは別途マップの参照が必要です。
由利本荘市 防災ハザードマップ:色々調べられるマップ
由利本荘市のwebハザードマップです。
▼ 津波浸水想定
▼ 洪水浸水想定
▼ 浸水継続時間(洪水)
▼ 家屋倒壊等想定区域(洪水)
▼ 土砂災害(特別)警戒区域
▼ 火山噴火災害
などなど色々な項目をカバーしています
検索BOXはあまり真面目に働いていないので、自分の見たいところまで拡大してからハザードのレイヤーを表示するといいです
操作には多少の土地勘・地図感覚が必要になりますが、由利本荘市在住の方であれば感覚的な操作が可能だと思います。
ハザードマップのPDF
上記webハザードマップのPDFがダウンロードできるページです
避難場所の情報とかもあります
火山!
潟保のあたりでも土を掘ると、一抱えもある大きな石が出てくることがあります。鳥海山噴火の時の噴石だって話なので、1000年に1度かもしれませんが噴火の場合の被害はあるかもしれないです。
webハザードマップでカバーしていないマップ
本荘の大堤とかの溜池系です。
「実は独自ハザードマップがある」のです
上記画像のようなPDFが閲覧できます。避難場所の情報もあります。
近隣に溜池があると思ったらチェック推奨です
由利本荘市クマ出没地図
クママップもある
このマップですべてを補足しているわけではないのですが、参考くらいにはなる予定です。
西目は山の方でリンゴ食ってたらしいですが、そのあたりは書いてないので「街中・人間居住エリアに出たクマ」を補足するマップと考えてください。
とはいっても第一病院の風除室にクマが出るようでは、由利本荘市はどこにクマが出てもおかしくはないです…。
にかほ市
にかほ市WEB版ハザードマップ(洪水・土砂災害)
にかほ市のwebハザードマップは洪水・土砂災害に関するマップです。
洪水・土砂災害のどちらかを選んで閲覧します。
下記は仁賀保駅周辺の洪水のマップです。浸水域ごとに色分けされたマップと、避難所のアイコンが表示されます。
津波は?
にかほ市津波避難地図
にかほ市の津波のハザードマップは下記サイトで別途確認します
上記のようなPDFがダウンロードできます。PDFのビューワーの機能で拡大すると詳細確認ができます。
土地の高さや避難場所、避難経路等の記載があります。
クマ・イノシシの目撃・出没情報マップ(2024/1/18追記)
にかほ市にもクママップがあったので追記します
その他マップ
- にかほ市ハザードマップ(土砂災害編)
- 鳥海山火山防災防災マップ等各種計画資料
- にかほ市津波避難地図
- にかほ市地震防災マップ
- 揺れやすさマップ
- 地域の危険度マップ
- にかほ市WEB版ハザードマップ
- にかほ市白雪川洪水浸水ハザードマップ
にかほ市で公開しているマップは上記のマップです。
お住まいの地域・これから購入しようとしている地域の情報を是非一度ご確認くださいね。
秋田県
その他、秋田県で出しているマップも確認しておきましょう。
津波災害警戒区域と予測津波高さについての確認
宅地建物取引業者には、宅地建物取引業法に基づく「重要事項説明」として、取引対象となる物件が津波災害警戒区域内に位置する旨の説明をすることが義務付けられています。
津波災害警戒区域についてはハザードマップの他、津波災害警戒区域図の公表があります。
正直、この区域図は印刷してもよく見えないのですが、基準水位の記載があります。PDF機能で拡大するとこのように数字の記載があることがわかります。
由利本荘市・にかほ市の海岸線沿いは基本的にこのマップの記載があるので、一度確認してみることをお勧めします。
さきがけ新報のマップ
以下はさきがけ新報のマップです
由利本荘市・にかほ市・秋田市と、各市町村ごとのマップではなく広範囲に見たいときにはこちらのマップが使いやすいです。
洪水・土砂災害のハザードマップをカバーしています。
秋田県防災ポータルサイト
土砂災害・台風津波地震等、災害に関するポータルサイトです。
各種サイトへのリンク集としても使用できます。
一度確認しておいて損はないと思います
おわりに
以上、駆け足でしたが由利本荘市・にかほ市・秋田県のハザードマップのご案内でした!
新しく住宅を構える際、その土地にはどんなリスクがあるのか事前に調べることや、また、避難経路や避難場所を確認しておくことはとても重要なことです。
この記事が参考になれば幸いです!
余談:くまとたぬきの漫談
お正月の地震の時、遠方の娘さんより安否確認があったねー
妹氏もまあ、「西目が沈むときは由利本荘市はみんな水中都市」って言ってるけどね。まあね、一応ね。
西目は浜山・潟端・若松町あたりは比較的安全だよね。
津波も土砂災害も洪水も、川の近くでなきゃ特には何にもないし。
ただ、今回の地震見てると海岸線はどこでも液状化のリスクはあるかなーとは思った。雪と地震リスクとのトレードオフではあるんだけど。
象潟九十九島の隆起とか、ああいうことでしょう。
由利断層、まだ揺れてないらしいからねえ…
心配しすぎてもしょうがないけどねえ。一応リスクのチェックはしておいた方がいいとは思うよ。
そんなわけで、由利本荘・にかほ地域のハザードマップ紹介でした!