【売戸建】由利本荘市前郷字前郷191・通り土間のある町家風古民家390万円

2024年6月8日2024年9月3日

次回更新予定日：最終更新日より14日以内

概要

由利本荘市前郷字前郷１９１（由利町）の物件です。

由利小学校まで７００ｍ、由利中学校まで８５０ｍ、由利高原鉄道　前郷駅まで７００ｍ、移動に便利な立地です。

居室に修繕必要個所ありですが、キッチン・トイレ等の水回りは近年にリフォームが行われている住宅です。

蔵や通り土間など、昔ながらの風情を残すおうちです。古民家が好きな方にお勧めです。

物件写真

外観

建物１階

建物２階

その他：蔵・物置

間取り図

※現況と図面に相違がある場合は現況を優先します

VRツアー

物件詳細情報

基本情報

所在地	〒015-0341　由利本荘市前郷前郷１９１
物件種目	中古一戸建て（居宅）
地目	宅地
態様	仲介
土地権利	所有権
交通	【電車】由利高原鉄道　前郷駅：徒歩10分（700ｍ）【バス】羽後交通　伏見線　仲町停留所：徒歩１分（７４ｍ）
物件管理番号	H43

価格

価格	土地建物　合計：390万円
仲介手数料	総額：183,040円　＋実費　※法定手数料内訳： 200万円まで5％＝10万円 200-390万円まで4％＝7.6万円小計 17万6000円みなし税4％ 7,040円合計額 183,040円 ※800万円以下の物件：低廉な空き家等の売買取引における媒介報酬額の特例に基く額（最大312,000円）

住宅

間取り	7K＋蔵
階／階建	2階建
建物面積	合計： 288.84㎡（87.37坪）１階：191.89㎡（58.04坪）２階：96.95㎡（29.32坪）
築年	昭和４８年12月２５日変更・増築
建物構造	木造亜鉛メッキ鋼板葺　２階建
リフォーム履歴	平成21～22年頃：間口側解体・駐車場作成、キッチン等リフォーム　※減築登記なし
その他備考	※減築登記を行っていないため、現況面積は公簿より小さいです

土地面積と接道

地番	〒015-0341　由利本荘市前郷前郷１９１
地目	宅地
土地の権利	所有権
土地面積	429.70㎡（公簿）
坪数	129.98坪
接道状況	１方向：北　公道
間口(接面)	北　8.9ｍ※公図測定
地勢	平坦

各種法令

都市計画	都市計画区域外
用途地域	–
建ぺい率	–
容積率	–
国土法届け出	–
セットバック	–
その他建築規制等	建築基準法２２条・景観法

設備・学区

駐車場	有・３台
上下水道	上水道：有（公営）下水道：有
その他設備	電気・プロパン
学区：小学校	由利小学校：徒歩１０分（700ｍ）
学区：中学校	由利中学校：徒歩１２分（850ｍ）

その他

現況	空家
引渡し	相談
その他特記事項	現況有姿
備考	由利本荘市ハザードマップ洪水最大浸水深：～0.5ｍ

　 ※掲載内容と現況に相違がある場合は現況を優先と致します。

周辺地図

交通

【電車】由利高原鉄道　前郷駅：徒歩10分（700ｍ）
【バス】羽後交通　伏見線　仲町停留所：徒歩１分（７４ｍ）

行政機関

由利総合支所：徒歩７分（550ｍ）
由利公民館：徒歩９分（650ｍ）
由利体育館：徒歩６分（400ｍ）

学校

ゆり保育園：徒歩５分（350ｍ）
由利小学校：徒歩１０分（700ｍ）
由利中学校：徒歩１２分（850ｍ）

買い物

DMCニコット　由利前郷店：徒歩１１分（750ｍ）
ゆりちゃん市場：徒歩16分（1.2ｋｍ）
ローソン　由利本荘北黒沢店：徒歩26分（1.9ｋｍ）
ナイス　本荘インター店：徒歩1時間58分（8.7ｋｍ）※車16分

その他周辺施施設

由利郵便局：徒歩9分（650ｍ）
羽後信用金庫　由利支店：徒歩３分（210ｍ）
医療法人渡邊医院：徒歩７分（450ｍ）
前郷調剤薬局：徒歩4分（300ｍ）
ゆりの里交流センターゆりえもん：徒歩9分（650ｍ）

※GOOGLE MAP　ルート検索より

物件についての説明

由利町の通り土間のある古民家です。
通り土間の奥には蔵もあります。

地積測量図がないので公図から測った長さですが、間口約8.9ｍ、奥行き約41.5ｍの長方形の土地です。
※国土調査がS44年に行われています。

間口が狭く、奥に長い昔ながらの地形の土地に、通り土間のある住宅が乗っています。

元々は呉服屋さんで間口まで店舗部分がありましたが、平成21～22年ごろに店舗部分を解体し、間口に面して３台の駐車場を確保したそうです。

また、その際にキッチン・トイレ・バスルーム等、水回りの改修も行われています。

住宅の築年について

登記簿の記載は「昭和48年12月25日　変更・増築」で、新築時の記載がありません。

また、固定資産税課税通知にも母屋部分は「昭和48年（増築）」の記載しかありません。

和室の経机の下に、「店舗改築するの記」と記された板があります。

これを記したと思しき年月日が昭和三十七年十一月十日（1962.11.10）です。右端に1960.5.（昭和35年）の記載もあります。

この書付によれば、建物自体の新築は大正11年６月（1922年）のようです。

また、蔵の築年に関しては固定資産税課税通知には「大正12年（増築）」との記載がありますが、蔵の梁には「昭和二年四月廿四日」の記載があります。

このように、登記簿に記載がなかったり現地資料と課税通知の記載が違ったりで正確な築年は不明です。

また、昭和の改築時の登記では構造が「木造亜鉛メッキ鋼板葺」になっていますが、平成21～22年ころの改築では間口側の一部を瓦葺に変更したようです。

古民家？

国が制定する文化財登録制度においては、下記のような特徴があるものを「古民家」として定義しています

伝統的な建築工法である木造軸組工法で建てられている
茅葺屋根、草葺き屋根、日本瓦葺き屋根、土間、太い柱と梁を持つ
築年数が50年以上経っている

本物件は、新築が大正11年、改築が1960～1962年ころ、増築登記が1973年と複雑な経緯のある物件のため、厳密に古民家と呼べるかどうかわかりませんが、下記のような特徴があるため古民家としてご紹介させていただいております。

付属の土蔵/味噌蔵があること
家を南北に縦断する通り土間があること
母屋の新築年が大正11年のようなこと

住宅間取りについて

南北に長細い造りの住宅で、通り土間があります。

玄関を入ってすぐの和室8帖とキッチンは平成21～22年ころに改築されています。

コンロはIHコンロです。

通り土間・廊下を進むと洋室・和室があります。

詳細は不明ですが、昭和のころに改築された部分かなと思います。

洋室の壁・通り土間の天井には雨漏り跡があります。

雨漏りの修理を行ったあとは漏水がないようですが、壁紙等の傷みがあることなどから、洋室はリノベ・リフォームした方が良いと思います。

続き間の和室6帖・８帖です。

欄間の細工はガラス張りになっていますが、中の木の細工がかびているため、修繕をお勧めします。

洗濯室・脱衣室・洗面所、浴室は平成21～22年ころリフォームされています。

2011年製ヒートポンプ温水器は現在使用していないこと、また、漏水があるようなので使用前には修理・入れ替えが必要になります。

２階には和室が３部屋あります。

１階と違って２階部分は使用していなかったそうで、全体的に昔の造りです。サッシが動かしづらい等の不具合もあるため、点検・修理・リノベ等をした方が良いです。

通り土間の奥には蔵があります。

蔵の床は緩んでいるため、使用する際には床板を張り替える等の修繕をお勧めします。

味噌蔵を通り越したさらに奥に物置があります。

物置は簡素な造りで老朽化も進んでいるため、不要な場合は取り壊すのもよいと思います。

家庭菜園をする場合などは道具をしまっておくスペースとして有用かもしれません。

裏庭には家庭菜園スペースもあります。

現在隣地の方が草藪にしないために家庭菜園として管理してくださっています。

家屋の面積について

公簿（登記簿）と固定資産課税通知書では記載面積が違います。

公簿（登記簿記載）	固定資産税課税通知書
１：店舗・居宅：木造亜鉛メッキ鋼板葺２階建：　　　　　　　１階：191.89㎡、２階：96.95㎡　　　　　合計　288.84㎡	１：居宅：木造2階建：　　　１階：139.11㎡、２階：54.54㎡、廊下17.47㎡　　　　　合計　211.12㎡
◆付属建物	◆付属建物
１：倉庫：土蔵造瓦葺2階建　1階55.44㎡　2階34.72㎡　　　　　合計90.16㎡	１：倉庫：土蔵2階建　1階42.42㎡　2階28.92㎡　　　　　合計71.34㎡
２：物置：記載なし	２：物置：木造平屋建　27.90㎡
合計：379㎡	合計：310.36㎡

これは平成21～22年ころの改築時に間口側の２階建て店舗部分を解体して駐車場を作成したときに、減築登記を行わなかったためです。引渡し前に売主に変更登記を行っていただく予定です。

なお、年間の固定資産税額は土地建物合わせて45,200円です。

駐車場について

間口側は全て開けているため、普通車であれば３台駐車可能です。

インフラについて

上水道：使用可能です
下水道：地内引込有・接続済み
電気：小売事業者指定はありません
ガス：プロパンガス地域です（キッチンの熱源は電気・IHです）

※詳細現在調査中

その他、境界標の復元を行ってから引き渡しを行う予定のため、引き渡し期日についてはよく相談させてください。

まとめ

風呂の温水器・配管を修繕・点検すればすぐに住み始めることも可能な物件ではありますが、基本的にリフォーム・リノベ前提の価格です。
いいところも悪いところもある住宅のため、いいところを好きになってくれる方を探しています。

キッチン・浴室がH21～22年ころにリフォームされているので、必要になるのは居室部分のリフォームになります。
正確な築年が不明なこともあって、売主側では構造・設備等の保証が出来ません。購入を決める前にリフォーム業者さんともよく相談して、なんとかなりそうであれば購入していただければと思います。

物件案内PDF

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（別ウィンドウ/タブで開きます）

物件案内PDF

※公図や上下水道の詳細情報等が必要な場合は別途お問い合わせください。

お問い合わせについて

お問い合わせはサンタクマまでお願いいたします。
質問だけでも歓迎しております。
TEL：0184-33-2181

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この記事を書いた人

熊田茜

サンタクマ代表取締役(H30.11.1より)。web担当。宅建士。
相談しやすい『敷居の低い』不動産屋を目指しています♪気になる事・不明点があれば気軽にお尋ねください。
由利本荘市ならではの不動産事情もお伝えできるよう、頑張っていきます！

■株式会社サンタクマ■〒018-0604 秋田県由利本荘市西目町沼田字新道下2-393■TEL:0184-33-2181■FAX:0184-33-2223■免許番号：秋田県知事（５）第１７９８号■公益社団法人　秋田県宅地建物取引業協会（本荘由利地区）■公益社団法人　全国宅地建物取引業保証協会