由利本荘市の公式サイトの情報が更新されていましたので、本年度の住宅補助金のご案内をいたします。
住宅助成金事業
本記事では、住宅リフォーム関連について「由利本荘市の助成金」「秋田県の助成金」、移住関連について「定住促進奨励金」「定住支援金」(※併用不可)の4つの制度をご紹介します。
由利本荘市の補助金:住宅リフォーム資金助成事業
令和2年度 由利本荘市 住宅リフォーム資金助成事業(由利本荘市 公式HP)
由利本荘市内に住民登録をしている方向けの補助金です。
ご自分で申請を行うより、工務店さんが代理で申請をしてくださるパターンが多いかもしれません。
自分で住むための住宅を市内業者を利用して、50万円以上の住宅リフォーム工事を行う個人が対象となります。
補助金のタイプ
以下の4つになります。
- 一般型
- 子育て世帯支援型
- 空き家購入支援型
- 移住・定住支援型
これから不動産を購入しようと考えている方向けには、3と4が該当することが多いと思います。
補助金の上限額
- 一般型:対象工事費の10%相当額(上限10万円)
- 子育て世帯支援型:対象工事費の10%相当額(上限20万円)
- 空き家購入支援型:対象工事費の15%相当額(上限20万円)
- 移住・定住支援型:対象工事費の15%相当額(上限20万円)
注意事項
- 秋田県の住宅リフォーム補助金との併用は可能。
- 申請の受付期限は、令和3年3月13日まで。
- 令和3年3月31日までに事業を完了し補助金請求ができる工事であること。
- 申請後は、内容の確認や納税等の状況調査のため、交付決定まで約2週間程度を要します。
- 既に完了した工事、開始した工事の申請はできません。(交付決定後の着手が必須)
参考リンク
以上、制度の抜粋紹介でした!
詳しくは由利本荘市のサイトの該当ページをご確認くださいね。
事業ページ
[blogcard url=”https://www.city.yurihonjo.lg.jp/kurashi/life-event/c1084/9545″]パンフレット・申請書類(PDF)
[blogcard url=”https://www.city.yurihonjo.lg.jp/up/files/www/juutakureform/reiwa2juutakureformpdf.pdf”]秋田県の補助金:令和2年度住宅リフォーム推進事業
令和2年度住宅リフォーム推進事業について(美の国秋田ネット)
上記由利本荘市の補助金制度と併用して利用できるのが、秋田県のリフォーム補助金制度です。
令和2年4月1日以降に工事が完成するものを対象としています。
こちらの要件は、県内に本店のある建設業者を利用して、税込50万円以上の住宅リフォーム工事を行う方が対象となります。
門・塀等、いわゆる外構工事や太陽光工事の分は対象外となりますのでご注意くださいね。
申請の受付は、令和2年5月7日(木)から開始になります。
補助金のタイプ
昨年度は4コースでしたが、本年度は以下の5つになります。
- 子育て世帯へのリフォーム支援:(対象)持ち家型
- 子育て世帯へのリフォーム支援:(対象)空き家購入型
- 県外からの移住・定住世帯へのリフォーム支援:(対象)定着回帰型
- 県外からの移住・定住世帯へのリフォーム支援:(対象)中古住宅購入型
- 自然災害により被災した住宅の復旧工事への支援:(対象)持ち家
昨年度の安心安全型が、5番の災害復旧工事に特化した形ですね。
また、移住世帯への支援が手厚くなりました。
昨年度は移住世帯の住宅購入型への補助が10戸分でしたが、今年は20戸に拡大しています。
また、県外からの移住者へ向けて、「定着回帰型」の名称で全100戸分の支援枠が創設されました。
補助金の上限額
- 子育て世帯:持ち家型=補助対象工事費の20% (上限40万円)
- 子育て世帯:空き家購入型=補助対象工事費の30% (上限60万円)
- 移住・定住世帯:定着回帰型=補助対象工事費の20% (上限40万円)
- 移住・定住世帯:中古住宅購入型=補助対象工事費の30% (上限60万円)+ 補助対象調査費の30%(上限10万円)
- 被災住宅復旧工事:持ち家=補助対象工事費の10% (上限8万円)
4の中古住宅購入型については、リフォーム費用のほか、住宅の状況調査(インスペクション)の費用補助もあります。
インスペクション制度はまだあまり浸透しているとは言えない状況ではありますが、この制度を使って利用してみるのも良いかもしれませんね。
注意事項
- 令和2年4月1日以降に工事が完成するものを対象とします。
- 申請の受付は、令和2年5月7日(木)から開始いたします。
- 補助金の申請は、一回限りです。
- 予算がなくなり次第、終了します。
- 完了実績報告書の提出期限:令和3年3月18日(厳守)
参考リンク
以上、制度の抜粋紹介でした!
詳しくは秋田県のサイトの該当ページをご確認くださいね。
定住促進奨励金
リフォーム補助金ではないのですが、こちらの制度もご紹介します。
移住やAターンで由利本荘市に転居なされる方に、由利本荘市の「定住促進奨励金(30万円)」が交付される制度があります。
参考:由利本荘市 移住(UIターン)・定住応援サイト 公式webサイト
[blogcard url=”https://yurihonjo-teiju.jp/shien/teiju/”]こちらは、「住宅取得型」(県外から転入し、住宅を取得する方)と、「移住促進型」(県外から転入し、賃貸住宅に居住した方)の2種類があります。
要件
制度の利用には『由利本荘移住まるごとネットワーク』に登録することが必須要件になります。
その他の大まかな要件は以下の通りです。
- 「県外」からの転入に限る
- 「2人以上」の「世帯全員の転入」に限る
- 「由利本荘市移住まるごとネットワーク」に登録すること
詳しくは「由利本荘市 仕事づくり課」にお問い合わせください。
由利本荘まるごと営業本部 移住まるごとサポート課
電話番号 0184-24-6247
FAX番号 0184-24-6268
移住支援金
東京圏在住者限定・指定企業への就職が必要、等、要件を満たす方はあまり多くないかもしれませんが、各種条件をクリアすると「定住促進奨励金」よりも高額の補助金が出る制度もあります。
支援金の額
- 世帯で移住・・・100万円/世帯
- 単身で移住・・・60万円/世帯
対象者(両方当てはまる方が対象です)
- 住民票を移す直前の10年間のうち通算5年以上、東京23区に在住、又は埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県(条件不利地域を除く)に在住し、(雇用保険の被保険者として)東京23区内への通勤をしていたこと
- 住民票を移す直前に連続して1年以上、東京23区に在住、又は埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県(条件不利地域を除く)に在住し、(雇用保険の被保険者として)東京23区内への通勤をしていたこと
条件不利地域というのは、東京圏の中でも「離島」「山村地域」等、過疎で困っている地域のことです。
交付要件(すべてに当てはまる方が対象です)
- 平成31年4月1日以降、本市に住所を定めた方
- 秋田県が移住支援金対象の求人としてマッチングサイトに掲載した以降に求職申し込みし正規雇用された方(3親等以内の親族が経営する法人による雇用を除く)、もしくは県が実施する起業支援事業にかかる起業支援金(地域課題解決枠)の交付決定を受けている方
- 本市に5年以上居住する意思を持つ方
申請期間
転入後、3か月以上1年以内
その他詳細は上記のリンク先でご確認ください。
なかなか条件はタイトですが、補助金額が大きいのは魅力ですね…
ただ、やはり条件が厳しいので、実際には「定住促進奨励金」の方が使えるのではないかなと思います。
※なお、「定住促進奨励金」と「移住支援金」は併用不可です
さいごに
いかがでしたか?
去年とは要件の変わっている助成金もあるのでお気を付けくださいね。
このご時世なので、もらえるものであればもらっておく方が良いですよね。
この記事がお役に立てれば幸いです。お読みいただきありがとうございました!