購入申込書提出から引渡しまでの流れ【買う人向け記事】

最近、「予約は出来ますか?」との問い合わせが多いので、記事を作成しました

お電話を頂いた際、その方には予約可能である旨、予約の際には「購入申込書」をいただきたい旨を説明させていただいたのですが、「一般のお客様って、不動産の購入申込書を何回も書く人はいないだろうなあ…」と思ったので解説させていただきます。

購入申込書って?

購入申込書、または買付証明書買付などと呼ばれます。
契約前に「この土地を買いたいです」という意思を伝えるため、買主から売主に渡す書面です。
個人で提出するよりも、住宅メーカーさんが間に立って、買主さんから売主さんに渡すことの方が多いようです。

サンタクマでは独自書式がありますので、住宅メーカーが未定の状態でも予約できます。

どんな時に渡すの?

個人で提出する場合は、「購入したい土地が決まって、買う意思が8割以上強まったとき」買主から売主に渡します。
「とりあえず押さえとけばいっかー」ほど気楽なものではないです…
この土地が真剣に欲しいけど、ローンの算段をつけたりするのに時間がかかるので待って欲しい」「買いたいので他のお客さんに紹介しないで欲しい」という時に渡します。

購入申込書提出=予約のようなものです。

契約とは違うの?

契約とは違うものです。

契約書を交わした後で契約を解除する場合は、手付金を放棄するなど、破棄にペナルティが課せられます。

また、定められた期間超過後の解除の場合は契約違反として違約金が発生することもあります。

購入申込書の提出後のキャンセルにはペナルティがありません。
ただ、法的には何らペナルティはないのですが、何度も解除と申込を繰り返すと不動産屋が疲弊します…
都会のように坪100万もする土地であれば、最終的に仲介させていただくことでなんとか収益を上げることが出来るかもしれませんが、坪3~10万のところで振り回されると、不動産屋は土地をお預かりしている売主さんに合わせる顔がなくなってしまいます。
やむを得ない事情であればキャンセルも仕方ありませんが、申込書を出したからにはできるだけ契約実現に向けて努力していただきたいと考えております。

出す必要ある?

出さなくても問題はないのですが、出していただけるとそれ以後の客付けを止めることができるので、真剣に物件が欲しい人は出した方がいいです

電話やメールで「買うかもしれない」くらいの強さで購入の意思を伝えられても、この人はどこまで本気なのだろうか?と考えてしまいます。

逆にお名前や連絡先をお伝えいただいた上で、「●月には着工したいのでそれまでには契約したい」というような、購入へ向けての具体的なお話があれば、購入申込書がなくても以後の積極的な客付けを抑えることも出来なくもないのですが、やはり売主さんに「待ってください」とお願いするためには書面をいただく方が良いです。

購入申込書が未提出の場合、欲しい人が他に来たらそっちで話を進めることもあります。
申込書が出ていればそれを理由に後で来た人を断ることも出来るのですが、「口約束」と「書面」であれば書面を優先してしまいます。

購入申込書の内容は?

この項ではサンタクマで購入申込書を作成する際に記載していただきたい内容を書きます。
これは不動産屋や住宅メーカーさんによって書式が違うので、担当の方に確認してみてください。

購入申込書の内容 (例)
  • 買主の名前
  • 買主の住所
  • 買主の連絡先(電話番号、もしくはメールアドレス)
  • 連絡可能時間
  • 購入を希望する物件の地番
  • 購入希望価格
  • いつごろまでに契約を行うか(1~2か月以内等)

契約書作成時、契約日や引き渡し日を決めるために、どうしても連絡が必要になりますので、お名前、住所と電話番号は必須です。

お仕事の時間が不規則で、決まった時間に電話連絡をするのが難しい場合はメールアドレスでも結構です。

物件の地番については書面の受け渡し時に口頭でも確認するので、お間違いがないかご確認ください。

(※西目は新道下2・浜山6・弁天前40から始まる地番がとても多いので地番と位置は確認必須です)

はんこはいる?

手書きで署名を行っていただいた場合は押印がなくてもいいですが、できれば押印していただいた方が良いかなと思います。

※「こんなの書いてない!」「知らない!」と言われてしまうと困るので、お名前は手書きでお願いしております。
(こういう人もいます)
(困りますが、都合が悪いという気持ちはわからなくもないです)
(でもダメになったときは正直に言ってもらうだけで良いのです、それだけでさわやかに終われます…)

土地購入時の流れ

以下は、サンタクマで宅地を購入する時の流れです

現金購入の方もいるのですが、住宅の底地として販売することが多いので、今回の流れではローンを組む場合を念頭に置いた流れを書いています。

1.物件を探して確認・調査をする

物件を探して現地確認をします。

現地を直接確認するだけの方もいますが、不動産屋に物件について問い合わせる方が良いと考えています。

不動産屋に訪問し、もらえるようであれば、住宅建設のための資料をもらってください。公図や地積測量図、上下水道の図面等の写しは資料があればもらえることが多いです。

また、伝えておかなければならないような瑕疵(欠点)があるか否かについてもよくご確認ください。

サンタクマでは、特に欠点についてよく検討していただきます。
欠点がわかったうえで購入していただくのであればともかく、あとで「こんなはずじゃなかった」「こんなの聞いていない」となるとトラブルになります。

欠点を直したり補ったりする予算も組み込んだ上で購入計画を立てていただければ、売主・買主ともに安全なので、弊社では欠点は積極的にお伝えしております。

その他、疑問に思ったことは何でも確認してください。
売主側では気にしていなかったけれど、買主側では気になることなどもありますので、気軽にお尋ねください。

2.購入申込書の提出

物件購入の意思が固まったら購入希望地・購入条件等を記述し、不動産会社を通して売主に購入申込書を提出します。

購入する物件を決めて、弊社事務所までお越しいただければ大丈夫です。

※他、本人確認として免許証のコピーをとらせていただいております。

不動産会社は売主に購入申込書を提出し、WEB広告等を止め、以降の客引きを停止します。

3.住宅についてメーカー・工務店と打ち合わせ

メーカーや工務店など、家を建てる会社と「建てる建物について」打ち合わせます。

購入申込書に「いつまでに契約する」という項目がありますので、その期間をめどに打ち合わせてください。

資金計画等も、住宅メーカーさんで組まれる方が多いようです。

4.ローンの事前審査が通ったら契約

住宅建設費と底地分のおおよその予算が決まると、金融機関で事前審査をします。

事前審査に通ったら、不動産会社に連絡して、引渡し日を決め、売主と買主で売買契約を締結します。

住宅メーカーが工事に着工する日付をよく聞いて、着工前に権利移転が出来るように引渡し日を設定します。

契約日は、売主買主が立ち会う場合もあれば、遠方にお住いの売主の立ち合いがない場合もあります。

買主側は不動産会社の宅建士より、必ず重要事項説明を受け、内容をよく理解した上で契約書に記名押印します。

手付金が必要な場合、契約時に支払います。

5.ローンの本申込みを行い、引渡し

引渡しの日までに住宅建設費と土地分の予算を確定させ、金融機関にローンの本申込みをします。

引渡し日には、土地代金から手付金を除いた残金を支払い、土地の引き渡しを受けます。

□引渡しとは?

買主が売主に代金を支払い、売主が買主に物件の所有権を渡す日のことです。

代金の支払いは振込で行われることが多く、売主買主が対面で着金を確認する場合や、遠方にいる売主が通帳記入で着金を確認して連絡をする場合等があります。

売主に代金が支払われたことが確認できると、司法書士が所有権移転手続きを行います。

おわりに

不動産購入時の流れの概要説明は以上です。購入申込書についても説明できたのではないかなと思います。

家を建てるのがハウスメーカーさんだと、手続きのかなりの部分を代行してやってもらえる場合も多く、その場合、不動産屋と直接コンタクトをとる機会は契約時くらいになります。大工さんの場合は自分で頑張る部分が多いかな、と見ています。

今回は概略だけのご紹介なので、解約や契約時の詳細などの解説はありませんが、「土地ってどうやって買うのかな?」という人の疑問解消に少しでもお役に立てれば幸いです。

何かわからないことがあれば気軽にお問い合わせくださいね。

あなたにとって良い土地が見つかりますように!
弊社でそのお手伝いが出来れば幸いです。
よろしくお願いいたします。

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